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ちくま文庫

怪奇探偵小説傑作選 1

——岡本綺堂集 青蛙堂鬼談

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03641-4

Cコード

0193

整理番号

-35-1

2001/02/07

判型

文庫判

ページ数

512

解説

内容紹介

行灯のうす暗い明かりのもとで語り聞かせるかのような、絶妙な筆致で読者を魅了する岡本綺堂。その代表作「青蛙堂鬼談」シリーズをはじめとする怪談の数々を収録する。綺堂が愛した江戸情緒や、農村、湯治場、戦場など、今や失われた風景のなかで、この世に残る未練・愛憎・因縁が引き起こす、恐しい出来事が、人びとの心に哀しくひびく―。

目次

青蛙神
利根の渡
兄妹の魂
猿の眼
蛇精
清水の井
窯変

一本足の女
黄いろい紙
笛塚
竜馬の池
木曽の旅人
水鬼
鰻に呪われた男
蛔虫
河鹿
麻畑の一夜
経帷子の秘密
慈悲心鳥
鴛鴦鏡
月の夜がたり
西瓜
影を踏まれた女
白髪鬼

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