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ちくま文庫

吉行淳之介エッセイ・コレクション 1

——紳士

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03931-6

Cコード

0195

整理番号

-17-1

2004/02/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

ダンディズムは、「人目をひいてはならぬ」。服装を飾りすぎたり、立居振る舞いを気取りすぎると、かえって鼻もちならなくなる。半可通がワインについての知識を口にすれば「いなか紳士」になる。ポーズ、食事作法、酒の飲み方、男のおしゃれ、ギャンブルなど、紳士としての心意気をつづった名文の数々。吉行淳之介のエッセイ・コレクション、ついに刊行。

目次

1 紳士読本(青春のポーズ
ダンディズムについて ほか)
2 遊び(あそび
ケガの親指にバンソウコウ、このチョンボは創作なのだ ほか)
3 酒(酒の飲み方
二日酔 ほか)
4 断章(私とタバコ
自動車を持つ七つの愉しみ ほか)

著作者プロフィール

吉行淳之介

( よしゆき・じゅんのすけ )

(1924-1994)岡山市生まれ。東京大学中退。「モダン日本」の編集者を経て、54年『驟雨』で芥川賞を受賞。安岡章太郎、庄野潤三らと共に第三の新人と呼ばれた。66年『星と月は天の穴』で芸術選奨文部大臣賞、70年『暗室』で谷崎潤一郎賞、75年『鞄の中身』で読売文学賞、78年『夕暮まで』で野間文芸賞を受賞した。洗練された表現に柔軟な諧謔を織り込んだユニークな作風はエッセイにも及ぶ。

荻原魚雷

( おぎはら・ぎょらい )

1969年三重県生まれ。文筆家。大学在学中からフリーライターの仕事をはじめるも、なかなか生計が立てられず、アルバイトで食いつなぎ、現在にいたる。書物同人誌『sumus』同人。著書に『古本暮らし』(晶文社)、『活字と自活』(本の雑誌社)、編者として『吉行淳之介エッセイ・コレクション』(全4巻 ちくま文庫)がある。

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