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シリーズ・全集

絵画史料で歴史を読む

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-04253-8

Cコード

0321

整理番号

2004/01/07

判型

B6判

ページ数

224

解説

内容紹介

日本人は死後の世界をどのように想い描いたか。どんな旅をしていたか。その交通事情は?〈行列〉や坐り方から何が見えるか。洛中洛外図屏風や絵巻だけでなく、肖像画や絵図・曼荼羅なども歴史の謎を解くカギになる。これらを読み解き、画像に込められた歴史情報から、新しい日本史像を描く。

目次

絵画史料とその読み方
鬼と外交―『吉備大臣入唐絵巻』1
末法の予言詩―『吉備大臣入唐絵巻』2
旅と信仰―『一遍聖絵』1
交通と軍事―『一遍聖絵』2
聖地を象徴する動物―『一遍聖絵』3
人と動物の関係史―『伊勢物語絵巻』・『慕帰絵詞』
肖像画と歴史―神護寺三像1
「対」になる肖像画―神護寺三像2
坐法の文化―初期洛中洛外図屏風
行列と御所の櫓―林原美術館本洛中外図屏風
曼荼羅の宇宙―『熊野観心十界茶羅』1
盂蘭盆会と民衆の人生―『熊野観心十界茶羅』2

著作者プロフィール

黒田日出男

( くろだ・ひでお )

1943年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学史料編纂所に勤務し、教授・所長・画像史料解析センター長などを歴任。現在、東京大学名誉教授・立正大学教授・群馬県立歴史博物館長。主な著書に『姿としぐさの中世史』(平凡社)、『境界の中世 象徴の中世』(東京大学出版会)、『吉備大臣入唐絵巻の謎』(小学館)など。

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