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ちくま新書

思いつきで世界は進む

——「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07196-5

Cコード

0295

整理番号

1384

2019/02/05

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

「あんな時代もあったよね」と懐かしんで振り返ることができないここ数年の怒涛の展開。国会でも巷でも、まともな議論はなりたたないし、小難しいことを言われると、言ってくる相手に怒りを覚えるような輩だらけ。さらには、世界も日本も、バカが偉くなってしまい、それに疑問をもつことにも麻痺しちゃっている今日この頃。そんな世の中に起きた日常の変化から世界的な事象までを見渡した時評集。

目次

第1章 バカは忘れたころにやってくる(反知性より無知性がこわい
「バカ」という抑止力 ほか)
第2章 いったい日本はどこへいく(戦後七十周年
人を介する事実 ほか)
第3章 誰もが話を聞かない時代(議論の余地
まず「総論」から始めよ ほか)
第4章 思いつきで世界は進む(言うだけなら簡単なこと
フィクションが襲って来る ほか)
第5章 世界は一つなんて誰がいった?(「世界は一つ」でいいのかしら?
『三銃士』の頃を思い出す ほか)

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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