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ちくま新書

英語脳スイッチ!

——見方が変わる・わかる英文法26講

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07553-6

Cコード

0282

整理番号

1724

2023/05/09

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

本書で解説する「英語脳」とは、英語という言語(そして英文法)の中に現れる、英語話者による「世界の捉え方」や「人間関係の捉え方」のこと。英文法を「英語話者の気持ちの表れ、世界の捉え方の表れ」と考えると、「他にも『合っている』言い方はあるけれど、自分はこんな気持ちを表したいから、ここではこの言い方(文法)を使うんだ」という方向から英文法と向き合うことができるようになります。つまり、英文法が、「英語で気持ちを表すための道具」として、あなたのために働いてくれるようになるのです。英文法の「脱・丸暗記」を提唱して10万人の英語学習者に響いた『英文法の鬼』シリーズの著者が、「なぜこうなるの? がわかってスッキリ頭に入る」「長年英語は学んできたけれど、目からウロコ」の英語のそもそもの世界の見方(=英語脳)のポイントを凝縮し、英語学習の必携書としてお贈りします。

目次

序章 「英語脳」とは?
第1章 日本語脳と英語脳の「ものの見方」はこんなに違う(文法の違いは「ものの見方」の違い
英語と日本語では重視するものが違う―『千と千尋の神隠し』に見る日英のセリフの違い1 ほか)
第2章 英文法に現れる「英語脳」が見る風景(幽体離脱の英語表現
時間も日本語は「臨場感」、英語は「俯瞰」 ほか)
第3章 「状況」を利用する英語の意外な戦略(日本語の会話は「共感」で進み、英語の会話は「why」で進む
英語は「原因」が好き・日本語は「不可抗力」が好き ほか)
第4章 英語脳が考える「もうひとつの丁寧さ」(助動詞の持つ「意味」と「力の用法」と「判断の用法」
まずは知っておこう、「willの根っこ」は「未来」ではない ほか)
第5章 メタファーとメトニミーが作る「多義語」の世界(メタファー:人はなぜ「時間」という概念を理解できる?
on世界:Russia’s war on Ukraineはなぜin Ukraineじゃない? ほか)

著作者プロフィール

時吉秀弥

( ときよし・ひでや )

時吉 秀弥(ときよし・ひでや):兵庫県出身。神戸市外国語大学外国語学部英米語学科卒。米国ルイジアナ州チューレン大学にて国際政治を学ぶ。落語家の弟子、ラジオパーソナリティなどを経て、予備校では20年以上にわたり大学受験生を教える。東京言語研究所にて池上嘉彦東京大学名誉教授、西村義樹東京大学准教授(当時。現教授)、尾上圭介東京大学教授(当時。現名誉教授)、上野善道東京大学名誉教授らのもとで認知言語学、日本語文法、音声学などを学び、2010年、同所で理論言語学賞を受賞。現在(株)スタディーハッカーにてシニアリサーチャーを務めつつ、同社制作のYouTubeチャンネル「時吉秀弥のイングリッシュカンパニーch」にて英語学習法や英文法の解説を発信。著書に『英文法の鬼100則』『英熟語の鬼100則』『英文法の鬼1000問』(明日香出版社)『英文法の極意』(アスク出版)『日本人の英文法』(宝島社新書)。自称「英語職人」。

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