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ちくま新書

蒋介石

——「中華の復興」を実現した男

決定版評伝で中国近代化の真相に迫る

蒋介石は、中国の悲願である「中華の復興」を実現しながらも、毛沢東に敗れたために「人民の公敵」として記憶されている。決定版評伝で中国近代化の真相に迫る。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07701-1

Cコード

0222

整理番号

1873

2025/08/05

判型

新書判

ページ数

512

解説

内容紹介

1945年8月15日
「日本国民を敵とせず」
 中国軍総司令、蒋介石は、戦後日本の運命を変えた演説をおこなった。

「中華の復興」を実現した?介石は、中国では人民の公敵とされ、台湾では恐怖政治の主導者として記憶されている。

親日家として戦後日本の運命を変えた蒋介石の素顔を描いた決定版評伝が、もう一つの近代中国史を明らかにする。

目次

第一章 生い立ちから少年期、革命心のめばえ
第二章 日本留学時代
第三章 辛亥革命から国民革命へ
第四章 国民革命期
第五章 宋美齢との再婚、陳潔如と?経国の苦難
第六章 奥地建設と西安事件
第七章 日中戦争
第八章 アジア太平洋戦争から終戦
第九章 国共内戦、大陸を追われる日
最終章 台湾時期

著作者プロフィール

家近亮子

( いえちか・りょうこ )

家近 亮子(いえちか・りょうこ):1954年生まれ。敬愛大学国際学部特任名誉教授・放送大学客員教授。慶應義塾大学文学部東洋史学科・慶應義塾大学法学部政治学科卒業。慶應義塾大学法学研究科政治学専攻博士課程修了、博士(法学)。文部科学省教科用図書検定調査審議会委員などを経て現職。著書に『蒋介石と南京国民政府――中国国民党の権力浸透に関する分析』(慶應義塾大学出版会、2002年)、『日中関係の基本構造――2つの問題点・9つの決定事項』(晃洋書房、2003年)、『蒋介石の外交戦略と日中戦争』(岩波書店、2012年、第8回樫山純三賞受賞)、『現代東アジアの政治と社会』(放送大学教育振興会、2020年)、共著に『5分野から読み解く現代中国――歴史・政治・経済・社会・外交 新版』(晃洋書房、2016年、『日中戦争と中ソ関係――1937年ソ連外交文書邦訳・解題・解説』(東京大学出版会、2018年)などがある。

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