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ちくま学芸文庫

正史 三国志 6

——呉書1

若死にした父と兄の覇業を完成した孫権、その子と孫、夫人たちと宗室の孫静たち、重鎮張昭らの伝。呉書第一?第七を収める。 【解説: 吉川忠夫 】

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08046-2

Cコード

0122

整理番号

-1-6

1993/05/06

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

呉王朝の礎石を築いた「江東の小覇王」孫策は、二十六歳でテロルに倒れた。兄の覇業を完成させた孫権は、賢者と能士をよく用い、忍耐強くて堅実であったが、猜疑心も強かった。晩年には寵姫に溺れ、八歳の末子を太子に立てて禍根を残した。本冊には、孫堅と孫策、呉主孫権、三人の嗣主、それぞれの夫人たち、宗室の孫静や孫賁、内政のブレーン張昭らの伝、すなわち「呉書」第一?第七を収める。

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