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定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08133-9

Cコード

0110

整理番号

-1-18

1994/09/07

判型

文庫判

ページ数

768

解説

内容紹介

「変化する者だけがあくまで私と親近である」。ニーチェにとって世界は、その本質からして、最高の秩序をおのれ自身のうちから生成する、ある永遠の闘争として現れた。ニーチェの遺稿を整理し、『悲劇の誕生』の初期から、最晩年の未完の構想『権力への意志』にまで通底する、ニーチェ独自の思索を《生成の無垢》として提示する。上巻では、文学的・自叙伝的色彩の強い遺稿の断片群を集積し、ニーチェの新たな側面を開示する。

目次

1 ギリシア人
2 哲学者(芸術と認識)
3 リヒアルト・ヴァーグナー
4 音楽/芸術/文学
5 哲学とその歴史とによせて
6 心理学的な諸考察
7 女性/結婚
8 比喩と形象
9 ニーチェ自身に関して
10 ニーチェ自身の諸著作に関して

著作者プロフィール

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