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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08356-2

Cコード

0172

整理番号

-13-2

1997/07/10

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

嘉永元年(1848)に長崎の上野俊之丞によって、西洋の新文化の香りも高くもたらされた写真(ダゲレオタイプ)は、写ることへの驚きと喜びをもって受け入れられた。外国人から取得した写真術を模索しつづけた湿板写真時代の上野彦馬・下岡蓮杖らの辛苦、激動の幕末・明治初期の日本を鮮やかに現在に残し、さらに商業写真・芸術写真として広く大衆に親しまれていった乾板写真にいたるまで、写真にまつわるさまざまなエピソードと写真師たちのドラマを織りまぜながら綴る。貴重写真200点あまりを収録。

目次

銀板写真の時代
銀板写真―最初の成功
銀板写真―初めて写された日本人
湿板写真のはじめ
職業写真家の誕生
写真師開業―下岡蓮杖
幕末の写真師たち
湿板写真 補遺
明治の写真
明治の上野彦馬〔ほか〕

著作者プロフィール

小沢健志

( おざわ・たけし )

1925年、東京生まれ。日本大学芸術学科卒。元・東京国立文化財研究所技官。専門は写真史研究。元・九州産業大学大学院教授、日本写真芸術学会名誉会長、日本写真協会名誉顧問。東京都歴史文化財団理事。『幕末 写真の時代』『写真で見る関東大震災』『写真 明治の戦争』など。写真史関係の著書も多い。日本写真協会功労賞、日本写真芸術学会名誉賞、日本写真家協会賞、文化庁長官表彰などを受賞。

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