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ちくま学芸文庫

原典訳マハーバーラタ 6

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08606-8

Cコード

0198

整理番号

-14-6

2002/11/06

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

サンジャヤは、ジャンブー大陸(閻浮提)における創造を述べる。そして、非常に残酷で恐ろしい戦闘が行なわれる。ビーシュマの活躍により、ユディシティラの軍は非常に悲惨な状態に陥る。偉大な叡知を有するクリシュナは、迷妄により生じたアルジュナの戦意喪失を、条理を尽くして除去する。苦楽、得失などのあらゆる相対的なことを離れ、すべてを平等に見れば、我々はもはや行為の結果に束縛されることがない、と説く。それが『バガヴァッド・ギーター』の教えである。偉大な弓取りアルジュナは、前に女性であったシカンディンを先頭に立てて、鋭い矢で射て、ビーシュマを戦車から落とす。

目次

第6巻 ビーシュマの巻(ビーシュマ・パルヴァン)(ジャンブー大陸の創造(第一章‐第十一章)
地上界〔諸大陸の詳説〕(第十二章‐第十三章)
バガヴァッド・ギーター(第十四章‐第四十章)
ビーシュマ殺害(第四十一章‐第百十七章))

著作者プロフィール

上村勝彦

( かみむら・かつひこ )

1944年、東京浅草に生まれる。2003年、逝去。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『原典訳マハーバーラタ』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)など。

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