ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
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古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。第一巻は著者の序「古事記を読む」と「太安万呂の序」「天地初発」「伊邪那岐命と伊邪那美命」「大八島国と神々の生成」「黄泉の国、禊」を収録。
第1 古事記を読む―“読む”ということについて
第2 太安万侶の序
第3 天地初発
第4 伊邪那岐命と伊邪那美命
第5 大八島国と神々の生成
第6 黄泉国、禊
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