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定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09153-6

Cコード

0181

整理番号

-3-1

2008/07/09

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

いつの時代にも多くの読者とともにあり、何かにつけて参照され、「日本語」において大事な役割を果たして来た数々の国語辞典―明治から戦後のあの時代、こんなことばが用いられ、こんな用例があった!『辞林』が載せたピアノの音色とは?芥川の批評が『大言海』の語釈を変えた?!腹を抱えたり、膝を叩くような名語釈や辞書史上のあれこれを稀代の辞書愛好家が開陳。いつの間にか忘れ去られてしまった昔の国語辞典の数々を掘り出して、愛おしむ、辞書フリーク必読の書。文庫化に際し、新たに前代未聞の国語辞典年表を付す。

目次

国語辞典で楽器の音色はどのように書かれたか
『大辞典』の笑い声
『辞林』『広辞林』のことわざの解釈
大西巨人と『広辞林』
『明解国語辞典』復刻版に寄せて
『日本国語大辞典』第二版に至る道
『袖珍コンサイス和英辞典』に引かれた日本語の用例

著作者プロフィール

武藤康史

( むとう・やすし )

1958年、東京生まれ。映画、演劇、文学、辞書史、書誌学など広いジャンルで評論家として活躍。慶應義塾大学文学部国文科卒。同大学院修士課程修了。主な著書に『文学鶴亀』『旧制中学入試問題集』『国語辞典で腕だめし』など。編書に『里見?作品集 秋日和・彼岸花』『林芙美子随筆集』など。共訳に『明かりが消えて映画がはじまる ポーリン・ケイル映画評論集』などがある。

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