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定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09340-0

Cコード

0110

整理番号

-4-6

2011/05/10

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

哲学・心理学からジェンダー研究などの社会学・文芸批評まで幅広い文脈で読まれている、20世紀を代表する思想家ミシェル・フーコー。狂気・監獄・性など、多岐にわたるテーマを精査しながら、この巨人が追求したものはなんだったのか。人間に関する知「人間諸科学」の成立と、それが人間自身を規制するメカニズムとを暴こうとした壮大な軌跡を、主要著書の順に追う。用語集・年譜・主要著作紹介などの付録も充実、これ以上ない平明さで解説するビジュアル・ブック。フーコーの思考体系を俯瞰したい読者にも、これから著作に触れたい読者にも最適な一冊。

目次

狂気と文明(『狂気の歴史―古典主義時代における』)
臨床医学の誕生(『臨床医学の誕生―医学的まなざしの考古学』)
物の秩序(『言葉と物―人間諸科学の考古学』)
規律と処罰(『監視と処罰―監獄の誕生』)
セクシュアリティの歴史(『性の歴史』)
付録(主要著作紹介
年譜
用語集
ブックガイド)

著作者プロフィール

栗原仁

( くりはら・じん)

1965年、仙台生まれ。慶応義塾大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程退学。パリ第一(パンテオン=ソルボンヌ)大学DEA修了。現在、埼玉大学他講師。著書として『フーコー』(共著、清水書院)、訳書に『ミシェル・フーコー思考集成』第巻(共訳、筑摩書房)他。

慎改康之

( しんかい・やすゆき)

1966年、長崎生まれ。東京大学教養学部卒、東京大学大学院博士課程退学。フランス社会科学高等研究院(EHESS)博士課程修了。現在、明治学院大学教授。著書として『法の他者』(共著、御茶の水書房)、訳書に『ミシェル・フーコー講義集成』第Ⅳ、Ⅴ、Ⅷ、ポール・ヴェーヌ『フーコー その人その思想』(筑摩書房)他。

この本への感想

 良くも悪くもわかりやすい。哲学は専門外なので詳しいことは言えないが、権力論の入り口としてはかなり使える代物だと思う。

ジョン・スター(仮)

さん
update: 2011/08/18

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