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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09342-4

Cコード

0110

整理番号

-9-6

2011/03/09

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

1974年、ロラン・バルトは前衛的季刊誌『テル・ケル』のメンバーともに毛沢東政権下で文化大革命を推し進める中国を訪れる。北京、上海、南京、洛陽、西安をめぐる行程のすべてを彼は克明に記録し続けた。そこでは、書や料理、色彩や風景、訪問先での見聞が記される一方、エロティシズムや“襞”の欠如に嘆き、政治的な配慮に苛立ちながら、中国に「フランス」を照射しようとする。ついに書かれることのなかった中国版『記号の国』へのノートとして2009年に発表された新草稿、本邦初訳。

著作者プロフィール

ロラン・バルト

( ばると,ろらん )

1915~80年。記号のシステムとしてのテクスト分析により、それまでの批評言語を刷新し、現代思想にはかりしれない影響を与えたフランスの批評家。社会的神話学から出発し、記号学・テクスト性・モラリティの時代を経て、テクストの快楽の実践へと至った。交通事故により死去。

桑田光平

( くわだ・こうへい )

東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。パリ第4大学博士課程修了。東京外国語大学大学院総合国際学研究院講師。専門は20世紀フランス文学・美術。マラブー『わたしたちの脳をどうするか』、キュセ『フレンチ・セオリー』などの共訳書がある。

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