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ちくま学芸文庫

初版 古寺巡礼

幻の初版が復活

不朽の名著には知られざる初版があった! 若き日の熱い情熱、みずみずしい感動は、本書のイメージを一新する発見に満ちている。 【解説: 衣笠正晃 】

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09454-4

Cコード

0115

整理番号

-15-1

2012/04/10

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

法華寺十一面観音や、薬師寺吉祥天女、百済観音、法隆寺金堂壁画など、仏教美術の至宝を紹介し、多くの読者を魅了し続ける永遠の名著『古寺巡礼』。しかし現在読めるのは、著者自身が大幅な削除を行った後の「改訂版」。オリジナルの初版には、もっと生な感動と、純粋で熱い情熱があふれている。「見よ、見よ、そこには“観音”が立っている。この瞬間の印象を語ることは、僕には不可能である。全身を走る身震い。心臓の異様な動悸」―。白洲正子ら文化人、また、出征を前にした若者など、多くの日本人を巡礼の旅にいざなった幻の稀覯本を復刻。解説

目次

アジャンター壁画の模写
希臘との関係
宗教画としての意味
波斯使臣の画
哀愁のこころ
南禅寺の夜
若王寺の家
博物館、西域の壁画
西域の仏頭
アジャンター壁画について〔ほか〕

著作者プロフィール

和辻哲郎

( わつじ・てつろう )

1889-1960年。 哲学者・倫理学者。東京帝国大学哲学科卒。法政大学、京都帝国大学、東京帝国大学教授などを歴任。『風土 人間学的考察』や『日本古代文化』、『原始仏教の実践哲学』、『鎖国 日本の悲劇』など、日本の精神史に影響を及ぼす名著を数多く著した。

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