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ちくま学芸文庫

現代文読解の根底

『新釈 現代文』の姉妹編 リクエストにお応えして 待望の復刊!!

伝説の参考書『新釈 現代文』の著者による、もうひとつの幻のテキストブック。現代文を本当に正しく理解するために必要なエッセンスを根本から学ぶ。

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09604-3

Cコード

0195

整理番号

-30-2

2014/03/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

ことばの美しさとは何か。日本語を読むとはどういうことか。日本人にとって近代とは何だったのか。本書では、読解の実践的なテクニックとならび、日本近代文学が向き合わざるをえなかったこうした問いにまで、作品を引きつつ考察をくりひろげる。巻末には、現代文の読解に不可欠な概念を解説した便利な用語集つき。

目次

国語学習の重要性
表現の典型としての文学
読解・鑑賞・批評
ことばの美しさ
詩的精神
古い芸術観と新しい芸術観
日本の近代
近代的自我
鴎外と漱石
近代文学の展開
作家の宿命
近代文学のリアリティ

著作者プロフィール

高田瑞穂

( たかだ・みずほ )

1910(明治43)~1987(昭和62)年。静岡県生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒業。大学院では国文学のほかに哲学も専攻。府立第一中学校(現・日比谷高校)教諭、成城高等学校(旧制)教授、校長などを経て、1954年に創設された成城大学文芸学部教授に就任。その後、成城大学名誉教授。近代文学研究の第一世代として活躍した。著書に『反自然主義文学』『近代耽美派』『芥川龍之介論考』など多数がある。

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