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ちくま学芸文庫

解説 百人一首

古典を知る始めの一歩 名門・灘校を育てあげた 伝説の授業がよみがえる!

灘校を東大合格者数一に導いた橋本武メソッドの源流と実践がすべてわかる! 名文を味わいつつ、語彙や歴史も学べる名参考書文庫化の第二弾!

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09640-1

Cコード

0192

整理番号

-41-2

2014/12/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

現代語訳と易しい語句説明、そして歴史的背景や古文の読み方、楽しみ方も根本から学べる「解説」と「余録」つき。遊びながら、寄り道しながら、子どもたちが自ら学ぶ力を養うという、受験教育とは一見対極にある方法をとりながら、灘校を第一級の進学校になるまで導いた、その授業とはいったいどんなものだったのか?橋本流教育実践が凝縮された、古文入門の決定版。

目次

秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながしよをひとりかも寝む(柿本人麻呂)
田子の浦にうちいでて見れば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ(山部赤人)
奥山にもみぢふみわけなく鹿の声聞くときぞ秋はかなしき(猿丸大夫)
かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも(安倍仲麿)
わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色はうつりにけりないたづらにわが身よにふるながめせしまに(小野小町)
これやこの行くも帰るもわかれては知るも知らぬもあふ坂の関(蝉丸)〔ほか〕

著作者プロフィール

橋本武

( はしもと・たけし )

1912─2013年。京都府生まれ。1934年に東京高等師範学校を卒業。旧制灘中学校の国語教師となり、のち灘中学校・高等学校の教頭をつとめる。独自の教育方針により同校を東大合格率第一位に導き、伝説の国語教師と呼ばれた。著書に『〈銀の匙〉の国語授業』『橋本式国語勉強法』(岩波ジュニア新書)、『解説 百人一首』『イラスト古典全訳 徒然草』(日栄社)、『伝説の灘校教師が教える 一生役立つ学ぶ力』(日本実業出版社)、『灘校・伝説の国語授業──本物の思考力が身につくスローリーディング』(宝島社)など多数。

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