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定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09781-1

Cコード

0136

整理番号

-22-1

2017/02/08

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

社会学を学ぶ意味とは何だろうか?たとえば、社会の変化が私たちの日常にどう影響するか、あるいは、日々遭遇する困難を根本的に解決するにはどうすればよいか。それを適切に考えるためには、日常を社会や歴史と関連づけて捉える知性が欠かせない。社会学的想像力と呼ばれるこの知性こそ、社会学の最大の効用である。だが、当の社会学者も理論や調査に夢中になるあまり、そのことを忘れつつある―こうした現状を鋭く批判し、社会学的想像力を鍛える学としての意義を高らかに謳いあげる重要古典。今日でも全米の大学で最も多く用いられている社会学文

目次

第1章 約束
第2章 グランド・セオリー
第3章 抽象化された経験主義
第4章 実用性の諸タイプ
第5章 官僚制のエートス
第6章 科学哲学
第7章 人間の多様性
第8章 歴史の利用
第9章 理性と自由について
第10章 政治について
付録 知的職人論

著作者プロフィール

C・ライト・ミルズ

( みるず,C・らいと )

1916-62年。アメリカの社会学者。1941年、ウィスコンシン大学で博士号を取得。没年までコロンビア大学教授を務める。アメリカ社会をラディカルに批判し た「階級三部作」(『新しい権力者』『ホワイト・カラー』『パワー・エリート』)など論争的な著書を多く残した。なかでも、みずからの方法論を開陳した『社会学的想像力』は、20世紀社会学の古典的名著として広く読み継がれている。

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