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定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09970-9

Cコード

0141

整理番号

-3-5

2020/02/10

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

記号の運用方法である代数学と身近にある図形の研究である幾何学との結合帯が数学である。数学は、物理学や化学などの諸科学、それらにもとづく諸技術の根幹を担う。また対話や討論の前提となる「論理的・体系的な思考」も数学が培う。いったい数学とは何ものなのだろうか。数概念の始源から始め、ユークリッドの『原論』、パスカルの『幾何学的精神について』、デカルトの『方法序説』、確率論、数理統計、計画数学などを概観し、数学の歴史と思想、さらには私たちの文化の根本に迫った入門概説。

目次

数の形成
代数学の効用
ギリシアの幾何学
幾何学的精神
解析幾何学
ニュートン力学
解析学とその基礎
射影幾何学と理想的要素
非ユークリッド幾何学と公理主義
確率論
構造主義と数理科学
コンピュータ
数理統計
計画数学
数学と社会

著作者プロフィール

赤攝也

( せき・せつや )

1926年生まれ。1949年東京大学理学部数学科卒業。立教大学、東京教育大学、放送大学教授を歴任。著書に『集合論入門』(培風館)、『数学序説』(吉田洋一との共著、培風館)などがある。

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