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シリーズ・全集

不思議なテレポート・マシーンの話

——なぜ「ぼく」が存在の謎を考えることになったか?

考えるってこんなにおもしろい! 楽しい議論の仕方を知ろう! 小さな哲学対話

不思議なテレポート・マシーンとの出会いをきっかけに、哲学の基本的な問題をめぐって丁寧に議論を繰り広げる。論理的思考の展開方法も学べるやさしい哲学対話。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-25137-4

Cコード

0342

整理番号

2022/09/26

判型

四六変判

ページ数

112

解説

内容紹介

おじさんがフリマで出会った奇妙な機械。それは物体をデータ化して、複製するという驚きの力を持つ装置だった。もしもあらゆるものが複製可能になったなら、この世界は、ぼくたちはどうなってしまうのか? それともぼくたちもすでに……? 知識ゼロからの哲学対話。

目次

第1章 おじさんがフリマで奇妙なものをみつけた話(おじさんとぼく
おじさんがフリマで奇妙なものを手に入れたいきさつ ほか)
第2章 もう一台の「受信機」が手に入った話(おじさんからメールが届く
フリマの主催者からおじさんが聞いたことと、その後でおじさんが見つけたもの ほか)
第3章 ひともまたデータになってしまうという話(ひとを複製するなんて何で思いついたのかと、おじさんが責められる
生きているものと生きていないもの ほか)
第4章 自分たちはシミュレーションかもしれないという話(心をシミュレーションする
人類のあとに来るもの ほか)

著作者プロフィール

飯田隆

( いいだ・たかし )

飯田 隆(いいだ・たかし) 1948年北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学文理学部で教え、現在は慶應義塾大学名誉教授。科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。著書に『言語哲学大全』(全4巻、勁草書房)、『ウィトゲンシュタイン――言語の限界』(講談社)、『新哲学対話』(筑摩書房)、『規則と意味のパラドックス』(ちくま学芸文庫)、『日本語と論理』(NHK出版新書)、『分析哲学 これからとこれまで』(勁草書房)、『虹と空の存在論』(ぷねうま舎)など、編著に『ウィトゲンシュタイン以後』(東京大学出版会)、『ウィトゲンシュタイン読本』(法政大学出版局)、『哲学の歴史11――論理・数学・言語』(中央公論新社)など多数。

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