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シリーズ・全集

前田愛著作集 4

——幻景の明治

定価

5,276

(10%税込)
ISBN

978-4-480-36004-5

Cコード

0395

整理番号

1989/12/15

判型

A5判

ページ数

560

解説

内容紹介

江戸から明治へ、時代が大きく変わるとき、言論は沸き、都市はその姿を一変し、多くの風俗と事件の陰に人の姿が交錯する。丹念な資料の読み込みが、幻景の街に見すえるのは、「明治の原景」である。関係諸論を加え、前田史学の全体像を集成する。

目次

幻景の明治 歴史と文学のあいだ(「維新」か「御一新」か―明治維新と近代文学
高橋お伝と絹の道
三島通庸と鹿鳴館時代
元田永孚と教育勅語
井上哲次郎と高山樗牛
志賀重〓@50FCと日露戦争
鳴呼世は夢か幻か―野口男三郎事件顛末
開化の工匠―『五重塔』の嵐 ほか)
江戸と明治(衆道の詩仙・石川丈山
綱吉と吉保
馬琴と透谷―「侠」をめぐって
漱石と江戸文化
荷風における江戸
石川淳の江戸 ほか)
歴史と文学のあいだ(水野忠邦と鳥居耀蔵
草奔の悲劇・根岸友山
西南戦争と文壇 ほか)

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