loading...

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42312-2

Cコード

0177

整理番号

-40-1

2007/02/07

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

料理の中心ではないけれど、他をひきたて食卓に欠かすことのできない小鉢もの。地味で何気ないけれど、心安らぐ小鉢料理のような人生でありたい…北国の風土と、こまやかな手仕事の中から生まれた珠玉の言葉をつづった料理研究家・阿部なをの随筆集。季節の食材を生かし、膳をととのえる女性の心意気と、それらの背景にあった日本の家族の風景が生き生きとよみがえる。

目次

わたしの歳時記
味覚歳時記
思い出の手帳から(太宰治さんと私
古田さんの思い出
私をよぶ土地サハリン
小鉢に映る母の心
女たちの正月
“おふくろ”とは
料理の道に入ったころ
いつも上を向いて歩きました)

この本への感想

 阿部なをさんの生きてきた時代で、女性が働いて生計を立てることは大変だったと思います。その中で日々工夫を重ね歩む人生は、とても素晴らしく勇気づけられます。
 また、日常のふとした出来事に細やかに目を配られていて、その文章表現はとても素敵です。なをさんの人生の心意気がたくさんつまった一冊でした。

五月晴れ

さん
update: 2007/05/07

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本