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定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42417-4

Cコード

0195

整理番号

-6-17

2008/02/06

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

なつかしい歌謡曲をまくらに「貞淑とは何か」を考え、展開されるアイロニカルな現代女性論。三島由紀夫の『反貞女大学』に対抗し、貝原益軒の『女大学』が響き合う美しい皮肉に満ちた十六章。曰く「貞女の不器量」「貞女の不得要領」「貞女の時期尚早」「貞女の暗い昼下がり」…etc.。

目次

貞女の不器量
貞女の不得要領
恋すれば人は皆、貞女
貞女の乾燥期
貞女の片瀬波
貞女は男を立てるもの
貞女の暗い昼下がり
貞女の千成飄箪
貞女の黒眼鏡 ジュヌヴィエーブ篇
貞女の黒眼鏡 マドレーヌ篇
貞女の君待てども
貞女の男皺
男の貞女/純情篇
貞女の針仕事
貞女の時期尚早

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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