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ちくま文庫

サヨナラ、学校化社会

東大から日本が見えてきた。 このままではマズイ!

東大に来て驚いた。現在を未来のための手段とし、偏差値一本で評価を求める若者。ここからどう脱却する? 丁々発止の議論満載。 【解説: 北田暁大 】

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42460-0

Cコード

0137

整理番号

-17-3

2008/10/08

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

93年、東大に移ってきた上野先生は驚いた。なんて素直な、課題を効率よくこなす学生なんだ、と。そして怒り心頭に発した。レポートがどれも講義の要約だったからだ。…「国民」を育てる近代装置である学校。変革の時代にこのシステムの弊害は大きい。知識よりも知恵があり、どんな状況にもサ?oイバルできる能力を備えた人間を育てるにはどうしたらいいのか。実践的マニフェスト。

目次

1 東大生、この空洞のエリートたち
2 学校に侵食される社会
3 少女・母・OLたちの学校トラウマ
4 学校は授業で勝負せよ
5 授業で生存戦略、教えます
6 上野千鶴子の楽屋裏
7 ポストモダンの生き方探し

著作者プロフィール

上野千鶴子

( うえの・ちづこ )

1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。著書に『近代家族の成立と終焉』、『家父長制と資本』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『サヨナラ、学校化社会』など多数。

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