loading...

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42610-9

Cコード

0195

整理番号

-11-7

2009/06/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

大阪といえば、食い倒れ、吉本興業、ど派手、そして、親しみのある街。そんなイメージを持っていた著者は何回も足を運ぶうちに、庶民の逞しさの裏にある哀歓に気づく。目を凝らし、耳を傾けて見つけた、大阪の新たな魅力。大阪には不案内の森まゆみ、知り尽くした写真家太田順一、二つの視線が捉えた大阪とは?二十世紀が二十一世紀に変わる頃の大阪の街の姿を書き留める。

目次

アメリカ村―正反対がチャンプルーする町
道頓堀から法善寺横丁―あれもこれも食べたい心情、見抜かれて
天神橋筋商店街―全長三千メートル、元気のモト
中之島かいわい―旦那衆の心意気と女言葉の美しさ
梅田かいわい―梅田周辺の古くて、新しい貌
鶴橋―東京人、なすすべを知らず
上町台地―寺と坂の散歩道を歩く
住吉大社―千年二千年のいにしえに心とぶ
新世界―華やかなりし時の、まぼろしを見た
京橋―七変化する町での遊びたおし〔ほか〕

著作者プロフィール

森まゆみ

( もり・まゆみ )

一九五四年東京生まれ。八四年「谷中・根津・千駄木」創刊。地域史研究、文化財保存に尽力し、各新聞書評委員、文化庁文化審議会委員など歴任。日本ナショナルトラスト理事。近著に『千駄木の漱石』(ちくま文庫)、『子規の音』(新潮社)、『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(集英社文庫)、『環境と経済がまわる、森の国ドイツ』(晶文社)など多数。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本