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ちくま文庫

包帯クラブ

心の傷に包帯を巻こう。 大幅加筆の上、待望の文庫化!

傷ついた少年少女達は、戦わないかたちで自分達の大切なものを守ることにした。生きがたいと感じるすべての人に贈る長編小説。大幅加筆して文庫化。

定価

550

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43015-1

Cコード

0193

整理番号

-12-1

2013/06/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

関東のはずれの町に暮らす高校生、ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、テンポ、リスキ…傷ついた少年少女たちは、戦わない形で、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会をいきがたいと感じているすべての人に語りかける長編小説。2006年発表、映画化もされた話題作を、文庫化に際し、全ページにわたり加筆、作品としての密度をさらに増した。

著作者プロフィール

天童荒太

( てんどう・あらた )

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

この本への感想

なんていうかこの本を読んで心が軽くなりました。
僕は、中学2年生の冬に精神的にダメになってしまい病院に入院しました。

その時にこの本を見させてもらいすごい元気をもらいました。
この本は僕の心に包帯を巻いてくれました!

のぞみ

さん
update: 2020/08/15

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