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ちくま文庫

絶叫委員会

不合理でナンセンスで 真剣で可笑しい、 天使的な言葉たちについての考察

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣だからこそ可笑しい、天使的な言葉たちへの考察。 【解説: 南伸坊 】

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43066-3

Cコード

0195

整理番号

-20-2

2013/06/10

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。突然目に入ってきた「インフルエンザ防御スーツ」という巨大な看板、電車の中で耳にした「夏にフィーバーは暑いよね」というカップルの会話。ぼんやりしていると見過ごされてしまう言葉たち…。不合理でナンセンスで真剣だからこそ可笑しい、天使的な言葉の数々。

目次

外の世界のリアリティ
右は謎
出だしの魔
致命的発?セ
パニック発言
ヤクザの言葉
恋人たちの言葉
天使の呟き
天使の叫び
オノマトペたち〔ほか〕

著作者プロフィール

穂村弘

( ほむら・ひろし )

1962年北海道生まれ。歌人。90年、『シンジケート』でデビュー。現代短歌を代表する歌人として、エッセイや評論、絵本など幅広く活躍。『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞。歌集に『ラインマーカーズ』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』など。

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