loading...

ちくま文庫

怪奇小説日和

——黄金時代傑作選

人というものの 底にある怖さを覗きこむ

怪奇小説の神髄は短篇にある。ジェイコブズ「失われた船」、エイクマン「列車」など古典的怪談から異色短篇まで18編を収めたアンソロジー。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43118-9

Cコード

0197

整理番号

-13-2

2013/11/06

判型

文庫判

ページ数

528

解説

内容紹介

古典的怪談から異色短篇まで全18篇を収録。本物の恐怖と幻想を呈示する本格的怪奇小説アンソロジー。巻末に怪奇小説論考を収録。

目次

墓を愛した少年(フィッツ=ジェイムズ・オブライエン)
岩のひきだし(ヨナス・リー)
フローレンス・フラナリー(マージョリー・ボウエン)
陽気なる魂(エリザベス・ボウエン)
マーマレードの酒(ジョーン・エイケン)
茶色い手(アーサー・コナン・ドイル)
七短剣の聖女(ヴァーノン・リー)
がらんどうの男(トマス・バーク)
妖精にさらわれた子供(J.S.レ・ファニュ)
ボルドー行の乗合馬車(ハリファックス卿)
遭難(アン・ブリッジ)
花嫁(M.P.シール)
喉切り農場(J.D.ベリズフォード)
真ん中のひきだし(H.R.ウェイクフィールド)
列車(ロバート・エイクマン)
旅行時計(W.F.ハーヴィー)
ターンヘルム(ヒュー・ウォルポール)
失われた船(W.W.ジェイコブズ)

著作者プロフィール

西崎憲

( にしざき・けん )

1955年青森生まれ。作家、翻訳家、アンソロジスト、音楽レーベル主宰。2002年、『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。著書に『蕃東国年代記』『ゆみに町ガイドブック』『飛行士と東京の雨の森』、編訳書に『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『エドガー・アラン・ポー短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』、編纂・訳書・共訳書に『ドイル傑作選』全5巻、アントニイ・バクリー『第二の銃声』、ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』ほか。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本