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ちくま文庫

仏教のこころ

人は仏教に 何を求めるのか

人々が仏教に求めているものとは何か、仏教はそれにどう答えてくれるのか。著者の考えをまとめた文章に、河合隼雄、玄侑宗久との対談を加えた一冊。

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43130-1

Cコード

0115

整理番号

-79-2

2013/12/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

かつてインドに「仏教」はなく、「ブッダの教え」「ブッダの考え」があった。はたして「ブッダの教え」とはいったいなんだろうか。「仏教」とは違うのだろうか。人々が仏教に求めているものとは何なのか、仏教はそれにどう答えてくれるのか、著者の考える仏教のすがたをまとめた文章に、河合隼雄氏、玄侑宗久氏との対談を加えた一冊。

目次

第1部 仏教のこころ(仏教ブームとはいうけれど
睡眠薬より仏教史
仏教を求めるこころ
ブッダは論理的に語った
ブッダが答えなかったこと
乾いた論理と湿った情感
人びとは仏教に何を求めるか
いのちを救うことができるのか
あまりにも定説化したブッダ論
悲泣するこころの回復
いま仏教のこころを求めて)
第2部 仏教をめぐる対話(河合隼雄さんとの対話
玄侑宗久さんとの対話)
第3部 わがこころの仏教(仏教の受け皿
親鸞の夢告げ
蓮如への旅
寛容と共生をめざして)

著作者プロフィール

五木寛之

( いつき・ひろゆき )

932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門』(筑豊篇他)で吉川英治文学賞を受賞。2002年に菊池寛賞を、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を、04年には仏教伝道文化賞、09年にはNHK放送文化賞、10年『親鸞』が毎日出版文化賞を受賞。主な著書に『辺界の輝き』(沖浦和光氏との共著)、『仏教のこころ』『自力と他力』『サンカの民と被差別の世界』『隠された日本』シリーズ(以上、ちくま文庫)『戒厳令の夜』『大河の一滴』、『他力』等がある。

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