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ちくま文庫

七時間半

こんなにおもしろい小説が まだあるんだ! 昭和の名作、初の文庫化

東京―大阪間が七時間半かかっていた昭和30年代、特急「ちどり」を舞台に乗務員とお客たちのドタバタ劇を描く隠れた名作が遂に甦る。解説 千野帽子

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43267-4

Cコード

0193

整理番号

-39-4

2015/05/08

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

東京‐大阪間が七時間半かかっていた頃、特急列車「ちどり」を舞台にしたドタバタ劇。給仕係の藤倉サヨ子と食堂車コックの矢板喜一の恋のゆくえ、それに横槍を入れる美人乗務員、今出川有女子と彼女を射止めようと奔走する大阪商人、岸和田社長や大学院生の甲賀恭男とその母親。さらには総理大臣を乗せたこの列車に爆弾が仕掛けられているという噂まで駆け巡る!

著作者プロフィール

獅子文六

( しし・ぶんろく )

1893─1969年。横浜生まれ。小説家・劇作家・演出家。本名・岩田豊雄。慶應義塾大学文科予科中退。フランスで演劇理論を学び日本の演劇振興に尽力、岸田國士、久保田万太郎らと文学座を結成した。庶民生活の日常をとらえウィットとユーモアに富んだ小説は人気を博し、昭和を代表する作家となる。『コーヒーと恋愛』『悦ちゃん』『娘と私』など長編小説の他、『獅子文六短篇集』〈モダンガール篇〉〈モダンボーイ篇〉もある(ちくま文庫)。『娘と私』はNHK連続テレビ小説の1作目となる。『ちんちん電車』『食味歳時記』などエッセイも多く残した。日本芸術院賞受賞、文化勲章受章。

この本への感想

1960年代の日本が元気だったころの雰囲気が伝わってきますね。新幹線もいいけど、「ちどり」の食堂車でランチを食べながら大阪まで行くなんて、今じゃかなりのぜいたく旅行ですよね。JRが企画して復活したら人気でますよ

足垣 健一

さん
update: 2015/05/14

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