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ちくま文庫

消えた赤線放浪記 その色町の今は……

全国41ヶ所、貴重な紀行文 未発表写真と書下ろしを収録した決定版

「赤線」の第一人者が全国各地に残る赤線・遊郭跡を訪ね、現在の色町と?サこに集まる女性たちを取材。文庫化に際して「2015年の赤線跡」を増補。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43336-7

Cコード

0136

整理番号

-14-2

2016/02/09

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

戦後間もない昭和21年に定められ、かつて日本のいたるところにあった「赤線」は昭和33年に廃止された。ところが地域によっては様々な風俗産業の業態に姿を変えながら、現在に至るまで賑わいを続けている。全国各地の元赤線地帯を訪ね、風俗産業の栄枯盛衰と、そこで働く女性たちの声を書きとめることで「赤線後の色町」を浮かび上がらせた貴重な記録。新取材の書き下ろしと未発表写真多数収録。

目次

旭川―稲荷小路と中島遊郭跡
釧路―カモメが舞う米町遊郭跡へ
帯広―飲み屋小路の女性街跡
札幌・月寒―ツキサップの夜は更けて
札幌・南六条東三丁目―「屋台団地」の幻影を求めて
苫小牧―煙突と犬と遊郭跡と
函館―土煙の舞う「五百円街」
青森―トンネルの向こうの旧遊郭
秋田―秋田美人の棲む町
盛岡―「八幡町」を訪ねて色町徘徊〔ほか〕

著作者プロフィール

木村聡

( きむら・さとし )

戦後間もない昭和21年に定められ、かつて日本のいたるところにあった「赤線」は昭和33年に廃止された。ところが地域によっては様々な風俗産業の業態に姿を変えながら、現在に至るまで賑わいを続けている。全国各地の元赤線地帯を訪ね、風俗産業の栄枯盛衰と、そこで働く女性たちの声を書きとめることで「赤線後の色町」を浮かび上がらせた貴重な記録。新取材の書き下ろしと未発表写真多数収録。

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