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ちくま文庫

弾左衛門と江戸の被差別民

浅草弾左衛門を頂点にした、花の大江戸の被差別民の世界に迫る。ごみ処理、野宿者など現代にも通じる大都市の問題が浮かび上がる。解説 外村大

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43350-3

Cコード

0136

整理番号

-41-1

2016/06/08

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

徳川幕府のおひざもと、浅草弾左衛門を頂点とした花の大江戸の被差別社会。そこには大都市を下から支える重要な役割があった。故郷を離れた無宿―野宿者への対応、ごみ処理とリサイクルの仕事、大道芸人もその支配下にあった。独自の自治機構ともいえる被差別社会の知られざる実態が明らかになる。

目次

第1章 弾左衛門のはじまり
第2章 弾左衛門体制の確立にむけて
第3章 被差別民の町、浅草新町
第4章 江戸の非人たち
第5章 大道芸を生業とした乞胸と願人
第6章 弾左衛門体制―支配と自治の体制
第7章 自主的解放を求めて

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