loading...

ちくま文庫

島津家の戦争

薩摩藩の私領・都城島津家に残された日記を丹念に読み解くことで、幕末・明治の日本を動かした最強武士団の実像に迫る。薩摩から見た日本近代史。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43482-1

Cコード

0121

整理番号

-30-1

2017/12/06

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

鎌倉時代から650年にわたり薩摩の地を治めてきた島津家。その私領である都城島津家は4万石に多数の武士を抱え、藩の中で特殊な地位にあった。その都城島津家が残した日誌をはじめとする多数の史料から、明治維新とその後の日本の近代化を主導した薩摩藩の実像、都城島津家の君主と家臣団の知られざる物語が浮かび上がる。薩摩から見たもう一つの日本史、迫真の歴史ノンフィクション。

目次

第1章 謎の国書
第2章 武士の王国
第3章 京の守護者
第4章 薩英戦争
第5章 日本最強の部隊
第6章 島津、分断す
第7章 西南に独立国家あり
第8章 戦火、巳む
第9章 殿様と新政府
第10章 ふたたび海を渡る
終章 帰還

著作者プロフィール

米窪明美

( よねくぼ・あけみ )

1964年東京都生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムを具体的な儀式の作法から探り、解明する作業を続けている。著書に『明治天皇の一日』(新潮新書)、『明治宮殿のさんざめき』(文春文庫)、『天皇陛下の私生活』(新潮社)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本