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定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43502-6

Cコード

0197

整理番号

-12-2

2018/04/09

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

田舎町のお屋敷付き運転手、P・モーランは通信教育の探偵講座を受講中。気分はすっかり名探偵で、学習した探偵術を試してみたくてたまらない。ところが尾行術の練習相手がたまたま本物の犯罪者だったり、強盗事件に巻き込まれたりと、毎回なぜか大騒ぎに。シロウト迷探偵の活躍を描くユーモアミステリ連作集。新訳「P・モーランの観察術」を追加収録した完全版。

著作者プロフィール

パーシヴァル・ワイルド

( わいるど,ぱーしヴぁる )

アメリカの劇作家・小説家。1887年、ニューヨーク生まれ。ヴォードヴィル用の一幕物で人気を博し、小劇場向けに書き下ろした100本以上の戯曲は全米の劇場で上演された。ミステリ作家としても活躍、長篇に『ミステリ・ウィークエンド』(38)、『検死審問』(39)、『検死審問ふたたび』(42)など、短篇集に『悪党どものお楽しみ』(29)、『探偵術教えます』(47)がある。1953年没。

巴妙子

( ともえ・たえこ )

1963年長崎市生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。翻訳家。訳書にワイルド『悪党どものお楽しみ』(ちくま文庫)、バークリー『レイトン・コートの謎』(国書刊行会)などがある。

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