1 わが天王寺――始まりの言葉
曲球と直球その他――大阪弁と東京弁
消えた“私の大阪”
才覚の人 西鶴
大阪の“アパッチ族”
故郷喪失者の故郷
飲みたくなる映画
2 青春の匂い――私生活の発見
私の青春前期
焼跡闇市の唄
わが青春記 第二の青春
ナイター映画
困る
四十にして……
3 レトリックの魔――活字が立ってくる
アンダスン「冒険」についてのノート
自戒の弁――「芥川賞」をもらって
トレーニング時代
私の小説作法
記録・事実・真実
夫婦の対話「トルコ風呂」
小説を書く病い
空も水も詩もない日本橋
笑えない時代――抱腹絶倒の傑作なし
4 書物の罪/文学の毒――未知の兆し
流亡と籠城――島尾敏雄
小説の処方箋
心はさびしき狩人
告白的文学論――現代文学の停滞と可能性にふれて
私の創作衛生法
貴重な道化 貴重な阿呆
5 裸のリアリスト――「ヴェトナム戦争」始末
こんな女
解放戦線との交渉を
南の墓標
見ること
私にとってのユダヤ人問題
ソルボンヌの壁新聞
さらば、ヴェトナム
民主主義何デモ暮シヨイガヨイ
6 『オーパ!』の周辺――"鬱”と並走した行動者
脱獄囚の遊び
荒地を求める旅心
飛びもどるブーメラン
毒蛇はいそがない
心に通ずる道は胃を通る
秋の奇蹟
河は眠らない
7 美味求真プラス――飲食と性をめぐる
越前ガニ
ワイセツの終焉
救われたあの国、あの町 正露丸、梅肉エキス
酒の王様たち
正月 歓声と銃声の記憶
最後の晩餐 i
解説「虚」と「実」の間 小玉武
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