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定価

704

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43564-4

Cコード

0195

整理番号

-1-9

2019/01/09

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

日本人は思考の伝達が苦手である。ことばの読み書き偏重、知識を自分の頭に詰め込むことばかりに熱心で、自分の考えをどう深め、どう伝えるかを考えていない。AIが人間を脅かしているいま、人間にとって大事なのは思考の整理と並んで、ことばの伝達とその整理学である。教育のあり方、知的生活のあり方などをめぐって今も精力的に発言を続ける知の巨人が満を持して放つ、待望の文庫書き下ろし。

目次

第1章 伝達という新しい文化(大きなコトバ
むかしむかしあるところ ほか)
第2章 伝達のスタイル(耳で考える
文殊の知恵 ほか)
第3章 伝達のテクニック(ことばのアヤ―敬語
あいまい ほか)
第4章 伝達のセオリー(第四人称
古典―第五人称 ほか)
第5章 伝達のツール(受け手
放送 ほか)

著作者プロフィール

外山滋比古

( とやま・しげひこ )

外山 滋比古(とやま・しげひこ):1923?2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを多数執筆した。40年以上にわたり学生、ビジネスマンなどを中心に圧倒的な支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『忘却の整理学』『知的創造のヒント』(筑摩書房)他、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)など著作は多数。

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