ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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「何を読めばいいんですか?」と聞かれるたびに困った。「読むべき本」が多すぎる!だから「実は読まなくてもいい本」を決めればいいのでは、と考えた。「知のパラダイム変換」が起きた今、複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、ICT(情報通信技術)の分野で「読むべき本」が浮かび上がる驚きの読書術。文庫版書下し「リベラル化する世界の分断」を加えパワーアップして再登場!
1 複雑系(一九七〇年代のロックスター
「フラクタル」への大旅行
世界の根本法則
追記 複雑系とカオス)
2 進化論(一〇分でわかる「現代の進化論」
「政治」と「科学」の文化戦争
原始人のこころで二一世紀を生きる)
3 ゲーム理論(合理性とMAD
「行動ゲーム理論」は世界の統一理論か?
統計学とビッグデータ)
4 脳科学(哲学はこれまでなにをやってきたのか?
フロイトの大間違い
「自由」はどこにある?)
5 功利主義(「格差」のある明るい社会
社会をデザインする
テクノロジーのユートピア)
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