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ちくま文庫

それでも生きる

——国際協力リアル教室

途上国の子供が生きる現実は厳しい。貧困と飢餓、教育の不足、児童婚、労働、戦争──。世界中を歩き続けた著者と共に、国際協力の「現場」を学ぶ。

定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43679-5

Cコード

0136

整理番号

-99-1

2020/07/09

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

「平和な国」に住んでいるだけでは決して見えない子供たちの世界がある。食べるものがなく、教育を受けられず、路上に暮らし、望まぬ結婚を強制され、時には戦力として利用される少年少女。しかし、それでも彼らは力強く生きている――。覚悟をもって、知らねばならない。世界中を自ら旅した著者が放つ「本当の」国際協力入門ガイド。

目次

第1章 餓死現場での生き方
第2章 児童労働の裏側
第3章 無教養が生むもの、奪うもの
第4章 児童婚という性生活
第5章 ストリートチルドレンの下剋上
第6章 子供兵が見ている世界

著作者プロフィール

石井光太

( いしい・こうた )

1977年、東京都生まれ。作家。世界の物乞いや障害者を追った『物乞う仏陀』(文春文庫)でデビュー。イスラームの売春や性をテーマにした『神の棄てた裸体』(新潮文庫)、世界最底辺の暮らしを百枚以上の写真とイラストを交えて講義した『絶対貧困』(新潮文庫)、マフィアに体を傷つけられて物乞いをさせられる子供を描いた『レンタルチャイルド』(新潮文庫)、多くのデータや地図をもとにスラムの真実を解説した『ルポ餓死現場で生きる』(ちくま新書)、東日本大震災における釜石市の遺体安置所の極限状態に迫ったルポ『遺体』(新潮社)など著書多数。<br/>ホームページ<br/>http://www.kotaism.com<br/>メールアドレス<br/>postmaster@kotaism.com

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