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ちくま文庫

森の文学館

——緑の記憶の物語

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43685-6

Cコード

0193

整理番号

-13-5

2020/07/09

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

湿り気と静寂と豊かな恵みが満ちる森は、日常を超える別世界への通路だ。人の心の奥にある根源的な存在としての森を語る宮崎駿、森に住む不思議な存在の物語を紡ぐ佐藤さとるや倉本聰、都会の中に森を幻視する稲葉真弓、森林の果てに赤岳の絶壁を見出した亀井勝一郎など、森という魅惑のトポスで生まれた珠玉の37篇がこの1冊に。文学の森を巡って、あなたの物語を探してみませんか。

目次

1 深い迷路の奥で
2 森の音に耳を澄ます
3 森で迎える死と祈り
4 ウィーンの森、ラインの森
5 高原/別荘/ふくろう
6 森林限界とアルピニズム
7 アルプスの少女と山ふところ

著作者プロフィール

和田博文

( わだ・ひろふみ )

和田 博文(わだ・ひろふみ):1954年、横浜市生まれ。東京女子大学現代教養学部特任教授・東洋大学名誉教授。ロンドン大学SOAS、パリ第7大学、復旦大学大学院の客員研究員や客員教授を務めた。著書に『日本人美術館のパリ 1878-1942』(平凡社)、『三越 誕生!――帝国のデパートと近代化の夢』(筑摩選書)、『海の上の世界地図――欧州航路紀行史』(岩波書店)、『シベリア鉄道紀行史――アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(筑摩選書、交通図書賞)、『資生堂という文化装置 1872-1945』(岩波書店)、『飛行の夢 1783-1945』(藤原書店)など、編著に『モダン東京 地図さんぽ』(風媒社)、『猫の文学館』Ⅰ・Ⅱ、『月の文学館』『星の文学館』『森の文学館』『石の文学館』(ちくま文庫)などがある。

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