ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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内容紹介
漫画家・カレー沢薫が発達した通販文化を駆使して、家から一歩も出ずに全国のご当地食材を食べつくしてゆく「ひきこもり・グルメエッセイ」。ときに打ち首に怯えながら修行に励んだ江戸の菓子職人の情熱を妄想し、主張が強すぎて様子のおかしくなったパッケージを心配し、公式キャラクターが踊り狂う菓子店の動画に平和を見出すなど、食べものを通してこの世のさまざまな在りかたに思いを馳せていく。ジェネリック「萩の月」生まれすぎ問題、総額100万円をかけたインプラントを粉砕させた沖縄菓子、イチゴ味でりんご果汁使用の「もも太郎」……。ひきこもりのパイオニアが山奥の自宅で出会ったゆかいなグルメも満載。
目次
ひきこもり熟練者が愛するご当地フード（福岡県・博多通りもん）
ポイズンな世の中にドロップキック（高知県・ケンピ）
うなぎは貧乏人の敵だが、タレは得難き友（愛知県・ひつまぶし）
赤福先輩、相変わらずマジこしてますね！（三重県・赤福）
たこ焼きとは違うということを胸に刻め（兵庫県・明石焼き）
夜のお菓子、真夜中に大進出（静岡県・うなぎパイ）
食欲ないから、朝はすっぽんでいいよ（静岡県・すっぽんパイ）
選ばれし老女が生み出した禁断の果実（秋田県・バター餅）
「なんの他意もなく激似」のヤツが五十も現れた（宮城県・萩の月）
もみじ饅頭界への殴り込み（広島県・もみじ饅頭）〔ほか〕
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