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ちくま文庫

ノベライズ 太陽にほえろ!

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43704-4

Cコード

0193

整理番号

-73-2

2020/12/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

日本の刑事ドラマの源流となった名作『太陽にほえろ!』を文庫で再現する
1972年から86年にかけて放映された人気テレビドラマ『太陽にほえろ!』。萩原健一、松田優作、沖雅也など多くの人気俳優を生み出し、時代を象徴するドラマシリーズとして今も人びとの記憶に残る。日本には優れた刑事ドラマが多いが、その系譜の源流に『太陽にほえろ!』は位置づけられ、その大きな特徴は作品のなかで登場人物を成長させることに意識的であったことにある。
本企画では、同シリーズのなかでも、刑事たちの成長を美しく描くことに成功した印象的な9篇を、『テレビストーリー 太陽にほえろ』(①~⑤巻、1972-74年、日本テレビ)のなかから選んで収載。人情もの、社会派、コメディ、青春などなど、さまざまな魅力を内包する射程の広い『太陽にほえろ!』の魅力をあらためて読者に届けたい。
巻末には、出演者のひとりである「山さん」こと露口茂と岡田氏の対談を収録予定。

著作者プロフィール

岡田晋吉

( おかだ・ひろきち )

1935年生まれ。日本テレビのプロデューサー。1957年の日本テレビ入社と同時に海外ドラマの吹き替え版制作を担当。その後、1963年の「宇宙Gメン」を皮切りに国産テレビドラマの制作に携わる。『青春とはなんだ』『これが青春だ』や『おれは男だ!』などの青春シリーズ、『東京バイパス指令』を経て『太陽にほえろ!』、『俺たちの旅』、『大都会』シリーズ、『あぶない刑事』などを手がけた。中京テレビ時代は民放連放送倫理小委員を歴任し、放送と人権等権利に関する委員会(放送人権委員会)、放送と青少年に関する委員会などの創設にも関わっている。著書に『太陽にほえろ!伝説』(ちくま文庫)、『ショーケンと優作、そして裕次郎』(KADOKAWA)などがある。

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