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ちくま文庫

幻の女

——ミステリ短篇傑作選

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43715-0

Cコード

0193

整理番号

-41-8

2021/01/07

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

場末のバーで、街の片隅で、進駐軍のキャンプで――さまざまな人間が織り成す摩訶不思議な用るの世界を巧みに描いた短篇ミステリー作品集。ユーレイ、幻影、タイムマシンなど異色作品を15編ほど収録。また同系統の未文庫化短篇作品も盛り込んだ完全版的内容。
これまで未文庫化の“隠れた作品”といえる。
昨今はユーモアエッセイストとしての側面が強く、手に入る作品群もそれらに属するものが多い。そんな中、近年は読むことが出来なかった著者の“幻”の作品群として見せることで新たな価値と読者を獲得する。

著作者プロフィール

田中小実昌

( たなか・こみまさ )

1925年東京生まれ。東京大学文学部哲学科中退。バーテン、香具師などを転々とする。J.H.チェイス、R.チャンドラー、C.ブラウンの名訳で知られる。「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受賞。2000年2月アメリカで客死。

日下三蔵

( くさか・さんぞう )

1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

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