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ちくま文庫

石の文学館

——鉱物の眠り、砂の思考

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43729-7

Cコード

0193

整理番号

-13-6

2021/04/08

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

鉱物標本への情熱を語る稲垣足穂、石を愛した人文学者達に思いを寄せる澁澤龍彦、バザールでの宝石探しに熱を出した塩野七生、沙漠で哲学する阿部公房……鉱物・宝石から石造建築物まで、日本文学から石を描いたエッセイや短編を集める。
1鉱物の輝き、結晶する時間 2石の眠り、石のなかの夢 3真珠、ダイヤ、トルコ石 4ヨーロッパの石の都市…… 5石造物が内包する歴史 6石から物語が始まる 7砂漠の思想への旅

目次

1 われら鉱物愛好倶楽部!
2 石の眠り、石の夢
3 サファイア、トルコ石、ダイヤ
4 ヨーロッパ―石畳と神殿と
5 石が生んだ文化を訪ねる
6 石から物語が始まる
7 砂漠の思想への旅

著作者プロフィール

和田博文

( わだ・ひろふみ )

和田 博文(わだ・ひろふみ):1954年、横浜市生まれ。東京女子大学現代教養学部特任教授・東洋大学名誉教授。ロンドン大学SOAS、パリ第7大学、復旦大学大学院の客員研究員や客員教授を務めた。著書に『日本人美術館のパリ 1878-1942』(平凡社)、『三越 誕生!――帝国のデパートと近代化の夢』(筑摩選書)、『海の上の世界地図――欧州航路紀行史』(岩波書店)、『シベリア鉄道紀行史――アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(筑摩選書、交通図書賞)、『資生堂という文化装置 1872-1945』(岩波書店)、『飛行の夢 1783-1945』(藤原書店)など、編著に『モダン東京 地図さんぽ』(風媒社)、『猫の文学館』Ⅰ・Ⅱ、『月の文学館』『星の文学館』『森の文学館』『石の文学館』(ちくま文庫)などがある。

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