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ちくま文庫

読書からはじまる

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43742-6

Cコード

0195

整理番号

-75-1

2021/05/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

未定

内容紹介

本は親しい友人。本はだいじな記憶の扉。本は言葉を紡ぎ、世界を身近にとりもどす一つの装置。そして本は人生の比喩。すべては「読書からはじまる」……。読書の未来を見つめる詩人・長田弘の傑作エッセイ。

本を読む先に何があるのか。本を読むときに何を考えるのか。
どうやって本を読めばいいのか。二十年の時を経てなお「いま」の私たちのことを語っているかのように感じられる一冊。

“今日を特徴づけているのは、「活字離れ」ではありません。本というものに対する考え方です。”
“「読む本」「読むべき本」が本のぜんぶなのではありません。本の大事なありようのもう一つは、じつは「読まない本」の大切さです。”

目次

1 本はもう一人の友人
2 読書のための椅子
3 言葉を結ぶもの
4 子どもの本のちから
5 共通の大切な記憶
6 今、求められること
7 読書する生き物
8 失いたくない言葉

著作者プロフィール

長田弘

( おさだ・ひろし )

長田 弘(おさだ・ひろし):1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。15年5月3日、逝去。

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