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ちくま文庫

空想亭の苦労咄

——「自伝」のようなもの

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43763-1

Cコード

0195

整理番号

-19-4

2021/10/07

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

大好きな落語の語りとネタを借りて、自らの来し方行く末を楽しい空想を交えて語る、落語風自伝のようなもの。湯屋、焼け跡、二等兵時代、啖呵売、恩師、尊厳死、『死亡記事』、そして、80歳で受けた狭心症の手術のことまで。ユーモアたっぷりの語りの中に、人生の苦みと甘みがにじんでくる。

目次

湯屋番
焼け跡
上野
骨董市
池之端
やまいだれ
下谷の山崎町
黄金餅
狭心症
アメヤ横丁
黒門町
黒門町の師匠
寝床
山に登る
東北弁
自尊心
自慢
日本橋から銀座へ
護持院ヶ原
愛染かつら
恋文
『男はつらいよ』
『赤西蛎太』
酢豆腐
二等兵物語
啖呵売
蝦蟇の油
カイワレ
秘密結社
「と、言われています」
サプリメント
自家製サプリメント
「溺れるものは藁をもつかむ」
恩師
「待った」なし
笠碁
五十八歳
新橋
尊厳死 テリー・シャイボさんの場合
縁起のいい咄
『私の死亡記事』文藝春秋
あとがき

著作者プロフィール

安野光雅

( あんの・みつまさ )

安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

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