多田多恵子
( ただ・たえこ )東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。現在、立教大学、国際基督教大学、東京農工大学非常勤講師。植物の繁殖戦略や虫や動物との相互関係を調べている。著書に、『美しき小さな雑草の花図鑑』(山と溪谷社)、『種子たちの知恵』(NHK出版)など多数ある。
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白い葉裏を見せて「昼寝」するクズ、複数の毒をあわせもつトリカブト、サル向けに進化したヤマボウシ…地に根を張り、自由には動けない植物たちの、あざやかで、し
たたかな生存戦略。カラスウリ、ジャノヒゲ、ヤドリギ、マンリョウ…18の植物を取り上げ、その生存戦略と虫や鳥たちとの共生関係のふしぎを植物生態学者の著者がやさしく紹介した1冊。カラー写真満載!
秋(ツリフネソウ―渓流の小舟
ウメバチソウ―姫君の秘め事
クズ―植物界のダースベイダー
トリカブト―高貴なる深慮遠謀 ほか)
冬?早春(ジャノヒゲ―葉陰の宝石
ガマ―風に舞う綿アメ
ヤドリギ―樹上のパラサイト
マンリョウ―クリスマスカラーの誘惑 ほか)
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