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ちくま文庫

日本語で書くということ

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43802-7

Cコード

0195

整理番号

-25-6

2022/03/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

なぜ『日本語が亡びるとき』は書かれることになったのか?そんな関心と興味にもおのずから応える1990年代前半から2000年代の間に折にふれて書きつづられたエッセイ&批評文集。長めの「文庫版あとがき」として追加する。
漱石や谷崎の作家論など「新潮」や「現代思想」に掲載された評論的なものが主に収録される。

目次

1 日本語で書くことへの希望(この世紀末、文学に希望がもてるか
インドの「貧しさ」と日本の「豊かさ」
『新潮』百年を祝して ほか)
2 日本近代文学について(『浮雲』考
文学の歴史性を読む
漱石と「恋愛結婚の物語」 ほか)
3 アレゴリーとしての文学(読むことのアレゴリー
リナンシエイション(拒絶))

著作者プロフィール

水村美苗

( みずむら・みなえ )

東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説 from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、08年『日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で』で小林秀雄賞、12年『母の遺産――新聞小説』で大佛次郎賞を受賞。その他の作品に『日本語で書くということ』『日本語で読むということ』、辻邦生氏との往復書簡『手紙、栞を添えて』がある。

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