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ちくま文庫

風流江戸雀/呑々まんが

第34回文藝春秋漫画賞

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43873-7

Cコード

0179

整理番号

-2-15

2023/04/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

未定

内容紹介

「目も耳も ただだが 口は高くつき」「物思う 相手がなさに 蚊帳を釣り」「四角でも 炬燵は野暮な ものでなし」「男じゃと 言われた疵が 雪を知り」・・・人生の実感、男女の恋、夫婦の機微、江戸の人々の思いが表出した古川柳の世界を見事に漫画化し、文藝春秋漫画賞を受賞した『風流江戸雀』に、ひたすら楽しい超短編江戸ユーモア漫画の傑作で、文庫版では初の全篇収録『呑々まんが』を併せた、杉浦日向子江戸漫画の傑作集。

著作者プロフィール

杉浦日向子

( すぎうら・ひなこ )

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958‐2005。東京生れ。漫画家、文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。NHKTV『お江戸でござる』の江戸解説者として長年活躍し、エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。

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