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ちくま文庫

ゴンべの森へ

——アフリカ旅日記

最初で最後のアフリカへの旅。

タンザニア・ゴンべの森でチンパンジーの観察研究・保護に取り組むジェーン・グドールと過ごした旅の記録。カラー写真を多数増補した新版。解説 管啓次郎

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43992-5

Cコード

0195

整理番号

-29-1

2025/03/10

判型

文庫判

ページ数

160

解説

管啓次郎

内容紹介

最初で最後のアフリカへの旅。
ジェーン・グドールとの対話、チンパンジーの観察、タンザニアの人びとの生活、
アラスカへの思い……星野道夫の傑作、待望の復刊! カラー写真56点を収録。

1995年、星野道夫はアフリカへ旅に出た。タンザニア奥地ゴンベ動物保護区でチンパンジーの観察研究・保護に取り組むジェーン・グドールとの対話、熱帯の風景や動物たちとの出合い、人びとの暮らしへの共感、遠い地で思うアラスカの自然……10日間の旅で見たもの、考えたことが、写真と文章で生き生きと甦る。旧文庫版(「アフリカ旅日記 ゴンべの森へ」)から写真を20点以上増補した決定版。

特別寄稿 ジェーン・グドール
解説 管啓次郎

カバー写真 星野道夫
カバーデザイン 五十嵐哲夫

目次

アフリカだ! アフリカだ!
東京発12時40分チューリヒ行き
タンザニアへ
ダルエスサラーム、ジェーンの家
キゴマ、そしてタンガニーカ湖
ゴンベの夜
森の問題児フロド
ジェーンの滝
ぼくのファンタジー
タンガニーカ湖の浜辺で
フロドとジェーン
古い友人フィフィ
ゴンベを去る日
旅の終わりに

特別寄稿 ミチオがそこにいるだけで  ジェーン・グドール
解説 地点から地球へ  管啓次郎

著作者プロフィール

星野道夫

( ほしの・みちお )

星野 道夫(ほしの・みちお):1952年千葉県生まれ。写真家。19歳の時に、古書店で出合った一冊の写真集をきっかけにアラスカに強く惹かれるようになる。慶應義塾大学経済学部卒業後、アラスカ大学野生動物管理学部に入学。以降、極北の自然とそこに生きる野生動物や人々の暮らしを写真と文章で記録し発表。1996年、カムチャツカ半島で取材中ヒグマに襲われ急逝。1986年アニマ賞、1990年木村伊兵衛写真賞受賞。写真集に『Alaska 風のような物語』『アークティック・オデッセイ』『悠久の時を旅する』、エッセイ集に『アラスカ光と風』『旅をする木』、写真絵本に『ナヌークの贈りもの』『森へ』などがある。

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