ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,210
円978-4-480-51040-2
0110
-46-1
2021/03/10
文庫判
272
頁政治思想史の本流に位置し、現代の世界秩序において最重要視される思想であるリベラリズム。だが他方で、その含意は十分に理解されているとはいえず、リベラリズムとは何かという問い自体が一つの争点であり続けてきた。ときに互いに矛盾する内容すらはらむ、このリベラリズムとはいったい何なのか。本書では、「リベラリズム」という用語自体の歴史的変遷や思想的な幅広さを、多層性という観点から捉えなおし、謎に満ちたこの概念の起源・展開・内実をていねいに解きほぐす。リベラリズム研究の世界的大家による、かゆいところに手が届く入門書。文庫オリジナル。
第1章 甍連なる大御殿―多様性の確認
第2章 リベラルの物語
第3章 リベラリズムという重層
第4章 リベラリズムの形態学
第5章 リベラルの名士達
第6章 哲学的リベラリズム―正義の理想化
第7章 悪用、誹謗、堕落―リベラリズムの苦境
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